V-15TypeⅢでMMカートリッジの金字塔を築いたシュアーは、更にTypeⅣ・TypeⅤと改良を続けその最終形として、１９８５年に発売されたULTRA５００の出品です。
価格は当時破格のでした。
市場ではあまり見かけませんが、精緻な作りで生産数も多くなかったようですが、その破格の値段も影響しているのではないでしょうか。
高級カートリッジらしくカンチレバーはベリリウム、チップはマイクロリッジ、ボディは金属でシュアーらしからぬ重量のある仕様です。
問題の音ですがMMとは思えない、凄いクオリティで驚いたものです。
MMでは聴いたことのない広帯域で、解像力・情報量共にそれまでとは次元の違う凄さに驚嘆した記憶が鮮明に思い出されます。
その凄いクオリティにおじけづいた訳ではないですが、もったいないこともありずっと飾っており、ほとんど使っておりません。
今回の試聴ではシステムも違いますが、経年もあるのかより親しみやすい感じを受けました。
おそらく日常的に使えば、使いこなしも含め音はかなり変わると思います。
自分のシステムでの使いこなしに、チャレンジする価値のある凄いカートリッジです。
画像のオーディオクラフトのシェルに、装着してお届けいたします。
もし高額で落札いただきましたら、お好きなジャンルのソフトを５枚以上お付けいたします。
発送はゆうパックの予定です。
オーディオ史の中でもMMカートリッジの、最終形ともいえる銘機を体験なさってはいかがでしょうか。
入札よろしくお願いいたします。