【古代ローマ】未流通コイン！ 銀貨 ダブル・デナリウス トラヤヌス・デキウス帝 3世紀 1800年前 ゴート族との闘い MS NGC

福岡でコイン専門店を営んでいる博多花月堂（古物商福岡県公安委員会第901042210022）でございます。偽物を排除するため、世界の二大鑑定会社、NGC、PCGSによる鑑定済みのコインのみを取り扱っております。

数あるコインの中から当店のコインに関心を持っていただきありがとうございます。最後まで気持ちの良いお取引をさせていただきたく、品質にご満足いただけない場合は返品も受け付けておりますので、安心してご覧くださいませ。

★商品の概要★

【国名】古代ローマ帝国
【年号】AD241-251年
【額面】アントニアヌス（ダブル・デナリウス、デナリウス銀貨2枚分に相当）
【素材】銀
【グレード】MS (NGC)

古代コインでMS（未流通コイン）は珍しく、市場にあまり出てきませんので、この機会にお求め頂ければと存じます。MSだけあって、表面裏面、ともに細かいところまで素晴らしい打ち出しをお楽しみいただけます。

アントニニアヌス銀貨は、3世紀にカラカラ帝によって発行が開始されましたが、名目上デナリウス銀貨2枚の価値に相当するとされました。

トラヤヌス・デキウス帝(在位：AD249年～AD251年)はゴート族との戦いで軍功をあげ、軍に推戴されて帝位につきました。帝に対する期待は高く、古代ローマ帝国の最大版図を実現した5賢帝の一人、トラヤヌスにちなんで「トラヤヌス・デキウス」を名乗りました。帝は軍人出身でありながら、中央政府での政務経験もあり、統治能力も高く、帝都ローマの再建にも功績がありました。しかし、帝位について2年後、ゴート族との戦いの先頭に立つ中で戦死しました。ローマ帝国史上、外敵との戦いで戦死したのは、デキウス帝が最初と云われています。

帝は伝統的なローマの信仰の復興を図るためにキリスト教を迫害した点で後世非難されましたが、帝の軍事能力・統治能力は高く評価されています。

表面：光の冠を戴くデキウス帝

裏面： 女神アバンダンティアの立像。女神は、両手で豊穣の角(コルヌ・コピア)を携えており、そこから穀物やコインが地に注いでいます。その姿の周りに、「ABVNDANTIA AVG (アバンダンティア女神)」の銘が刻まれています。アバンダンティアはローマ神話に登場する幸運の女神であり、富や豊穣、成功をもたらすとされています。また財産や投資の守護神とされ、金銭や豊穣などの富を人々にもたらす女神としてローマ市民の信仰を集めました。

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