★アンディ・ウォーホル アートポスター 「Skull (Blue and Pink) 1976」★

商品詳細

■作家・作品詳細


アンディ・ウォーホル（Andy Warhol)
本名、アンドリュー・ウォーホラ（Andrew Warhola）。
1928年8月6日～1987年2月22日
アメリカの画家・版画家・芸術家でポップアートの旗手。

銀髪のカツラをトレードマークとし、ロックバンドのプロデュースや
映画制作なども手掛けたマルチ・アーティスト。

略歴
1928年 米国ペンシルベニア州ピッツバーグに東欧系移民一家の
三男として誕生。

カーネギー工科大学卒業後、ニューヨークに移住、
グラフィック・デザイナーとして成功を収める。
1956年 世界一周旅行中に初来日。
その後、画家に転向し、シルクスクリーンを使用した
絵画作品を多数制作。
1960年代中盤までに《マリリン》《エルヴィス》といったスターや
死をテーマにした代表作を生み出す。
この頃ロックバンド、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの
プロデュースも行う。
一方で実験映画制作に没頭し、画家廃業を宣言する。
1968年 極左フェミニストに銃撃され、瀕死の重傷を負う。
1969年 雑誌『インタビュー』を創刊するなど、以降は活動の幅を
さらに広げ、70年代にはニューヨーク社交界のスターとなる。
1972年《毛沢東》で画家として復活を果たす。
その後、多数の肖像画を制作。
1974年 大規模個展のために再来日。
80年代『アンディ・ウォーホルTV』などテレビ出演も積極的に行い、
日本ではビデオテープの広告にも登場。
1987年 ニューヨークで、胆嚢手術後、心臓発作で死去。享年58。


抽象表現とは異なり大衆社会の世俗的なわかりやすい「記号」を
モチーフにポップアートの旗手となったウォーホル。
大量生産・大量消費という高度資本主義の構造をアートに
持ち込みながらも、同時に彼の作品からはそういった時代背景への
ある種のシニカルさが感じられます。

ウォーホルの一つの作品にはテーゼとアンチテーゼが混濁して
示されています。
有名になるにつれ自らの存在もまた、大衆社会の世俗的な「記号」と
なっていきながらもウォーホルは相反する要素の混濁の中にある
「普遍性」に目を向けつづけました。



★作品タイトル「Skull (Blue and Pink) 1976」

スカル (ブルーアンドピンク) 1976

原画
制作：1976年作品
技法：カンヴァスに合成ポリマーペイントとシルクスクリーンインク
寸法：15in×19in
所蔵：National Galleries of Scotland

作品制作：Printed in the USA
発行：McGaw Group、LLC

頭蓋骨は6つのキャンバスで構成され、2列3列の垂直グリッドに
一緒に表示されます。
各パネルは、平らな面に置かれ、わずかに隆起した視点から見た
人間の頭蓋骨の同じ写真画像を再現します。
頭蓋骨が描かれた白黒写真ベースは、ウォーホルのアシスタントの
1人であるロニー・クトローネが撮影したものです。

カットローネは頭蓋骨を架台のテーブルに置き、空白のスタジオの
壁の前にある白い紙で覆われた合板の上に置きました。
ウォーホルは、様々な劇的な影を落とすために、光源の位置を
変えながら何枚か写真を撮るように彼に指示しました。

1969年からウォーホルとさまざまな役割を果たしたヴィンセント・
フリモントによれば、ウォーホルはこれらの影の形に非常に興味を
持っており、ここで使用されている画像に満足していました。

額と頬骨は明るく目立ち、目の穴やその他のくぼみは深い影に
なっています。

スカルは、ファクトリーとして知られるウォーホルのニューヨークの
スタジオで、スタジオの床に平らに広げられた伸ばされていない
帆布の上で作られました。彼には多くのスタッフが働いていましたが、
この仕事が行われた期間中、ウォーホルは特にスクリーン印刷を
手伝う為にルパード・スミスという名前のアシスタントを雇いました。
頭蓋骨の画像がスクリーン印刷された背景として、油絵の具の代わりに
速乾性のある合成ポリマー塗料が使用されました。

ここで使用されている赤、黄、青、紫の色の鮮やかさは、それらの
不気味な主題と対立しています。
一部の美術史家は、ウォーホルがこの時期の作品で頭蓋骨をモチーフと
して繰り返し使用した事を、1968年のアーティストの致命的な銃撃と
関連付けました。他の美術史家は、ウォーホルの頭蓋骨への関心は、
人間を呼び起こしたいという彼の願望から生じたと示唆しています。
状態（Cutroneはかつて、頭蓋骨を描くことは「世界中のすべての
人の肖像画を描くことである」とコメントし、Foster 2001、p.79で
引用されています。）しかし、彼の著書The Philosophy of Andy
Warhol（1975）で、Warholは次のように書いています。
死： 'あなたはそれが起こったことを知らないので、私はそれを
信じていません。準備ができていないので、何も言えません。」
（Warhol 1977、p.162。）



■サイズ・コンディション、その他


サイズ

作品 51cm×40.5cm
額縁 63.5cm×53.5cm


コンディション

作品は良好な状態です。
額縁は小傷スレ有りますが概ね綺麗な状態です。


その他

作品面マージンに作家版上サイン、印字ネーム、その他有り


プチプチで保護し段ボール梱包（配送注意：ガラスワレモノシール貼り発送）
致しますが、アクリルカバーなど配送中万が一破損しても保証対象外に
なりますのでご了承願います。

見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、
額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。
基本的に額縁は無価値とお考え願います。

尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。



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発送詳細
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